鎌倉のお寺を歩いているとときどきビャクシンの木を見かけます。ビャクシンはいろいろな種類があるようですがお寺に植わっているのはイブキと呼ばれる幹が太い高木です。
ビャクシンは建長寺が有名ですが、どこのお寺にあるのか調べてみました。鎌倉市のページを見ると、建長寺、円覚寺、浄智寺、寿福寺、大慶寺、成福寺、浄光明寺、そして鶴岡八幡宮のビャクシンが天然記念物として指定されています。
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/treasury/documents/15tennenkinenbutsu.pdf
建長寺のビャクシンは仏殿の前に数本植えられています。鎌倉市のページでは8株となっていますが、よく覚えていないので、今度行った時ちゃんと数えてみようと思います。一番大きな木は樹高13m、周囲6.5m、樹齢730年(推定)だそうで、本当に巨木です。建長寺の開山である蘭渓道隆が自ら植えたと言われています。
円覚寺のビャクシンは方丈にあります。こちらも円覚寺の開山である無学祖元が植えたと言われているのでおそらく700年以上の樹齢です。
浄智寺のビャクシンは本殿の前に3本あります。本殿の奥を右に入ったところに大木がありますが、これはコウヤマキという木だそうです。
寿福寺のビャクシンは仏殿の前に大きな木があったのを覚えています。
寿福寺 ー ビャクシン
大慶寺、成福寺はまだ行ったことがないので今度探してみます。
浄光明寺のビャクシンは客殿の裏の崖から垂れ下がるように生えています。非公開なので近寄れませんが、客殿の裏の門のところから少し見えます。