用語集
- やぐら
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鎌倉周辺に存在する横穴式のお墓。山中の斜面に数m四方の穴を開けた見た目は洞穴。
- 不動明王
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右手に剣、左手に縄を持ち背中に炎を背負ってこわい顔をしています。
- 五輪塔
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地水火風空を表す五つのパーツからなる石塔です。下から、地(方形:六面体)、水(球形)、火(宝形:屋根型)、風(上が平らな半球形)、空(宝殊型:しずくのような形)です。
- 北条政子
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鎌倉幕府を開いた源頼朝の正室。北条時政の長女。
- 十二神将
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薬師如来を守護する十二体の武神。それぞれが十二支に対応づけられる。
- 参道
- 史跡
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文化財保護法に基づいて国が指定する歴史上または学術上価値が高いと認められる遺跡。
鎌倉のお寺で史跡に指定されているものは以下です。・円覚寺
・覚園寺
・鎌倉大仏殿跡
・建長寺
・寿福寺
・浄光明寺
・浄智寺
・浄妙寺
・瑞泉寺
・極楽寺
・明月院 - 和賀江島
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鎌倉と逗子の境界付近にある人工の島で現存最古の港湾施設。
- 四天王
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仏教における4人の守護神。持国天、増長天、広目天、多聞天の4人。
- 塔頭
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塔頭(たっちゅう)は寺院の敷地内にある子院。もともとは禅寺で祖師や高僧の死後に建てた小院。
- 夢窓疎石
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瑞泉寺の開山。夢想国師という国師号の他、全部で7つの国師号を贈られた。円覚寺塔頭の1つである黄梅院が夢窓疎石の塔所である。
- 夢窓疎石
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鎌倉時代末期の禅僧です。国師号を与えられたので夢想国師とも呼ばれます。庭園の設計で有名な人で、瑞泉寺の庭園は夢窓疎石の作です。円覚寺の塔頭である黄梅院が夢窓疎石の塔所です。
- 大町
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滑川より東側で横須賀線の北側の地域。
- 大町大路
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長谷から下馬四つ角で若宮大路を横切り、さらに大町四つ角を過ぎて安国論寺のあたりまで東西に伸びる道です。今もバス通りになっています。
- 小町大路
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若宮大路の東側を平行して走っている道。金沢街道の横浜国立大学附属小学校入り口あたりから材木座海岸まで。
- 山門
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お寺の正式な門であり、俗世間との境界を表す。
- 扇ガ谷
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扇ガ谷(おうぎがやつ)は、鎌倉駅と北鎌倉駅の間の地域。
- 日蓮
- 滑川
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鎌倉市内を流れる川で朝比奈に源流があり由比ヶ浜で海にでます。川床をなめるように流れることから「なめりがわ」という名が付いたそうです。
- 祖師堂
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その寺の開山(寺を開いた僧)を祀った堂。開山堂ともいう。
- 立正安国論
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日蓮が書いた「災害が相次ぐのは法華教を信じずに浄土宗などの邪法を信じているから」と主張する文書。北条時頼に提出された。
- 総門
- 若宮大路
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由比ヶ浜から鶴岡八幡宮へ向かう参道で、いわば鎌倉のメインストリート。
- 薬師三尊
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薬師如来を中央に置き、薬師如来から見て左に日光菩薩、右に月光菩薩を置いたものです。あるお寺では、日光菩薩は日の光のように明るく元気でいられるように、月光菩薩は月の光のように優しくいられるようにしてくださる、というお話をしてくださいました。
- 薬師如来
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病気を治してくださるありがたい仏様です。菩薩だった頃に十二誓願という誓いを立てられそれにより如来になったとか。十二誓願の7番目、除病安楽が病気を治す仏様の由来です。
お像としては、日光菩薩・月光菩薩を従えた薬師三尊像である場合があり、さらに十二神将を従えている場合もあります。
- 鎌倉七福神
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浄智寺の布袋→鶴岡八幡宮の弁天→宝戒寺の毘沙門天→妙隆寺の寿老人→本覚寺の恵比寿→長谷寺の大黒→御霊神社の福禄寿。回るのもこの順序でOK。
- 鎌倉五山
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鎌倉時代に中国の五山制度に習って鎌倉幕府が制定したのが始まりで、その後、政治の中心が京都に移り足利義満のときに現在の京都五山、鎌倉五山が制定されました。鎌倉五山は第一位建長寺、第二位円覚寺、第三位寿福寺、第四位浄智寺、第五位浄妙寺となっています。
- 阿弥陀如来
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現世をあまねく照らす光の仏。観音菩薩と勢至菩薩を従えて阿弥陀三尊という。鎌倉大仏は阿弥陀如来。