半僧坊は建長寺の一番奥の山にある鎮守の神様です。
明治時代の住職が、ある日、お坊さんのような俗人のような老人の夢をみたのをきっかけに、静岡の方廣寺にお願いしてそこに祀られる半僧坊権現の分身を鎮守の神として祀ったのだそうです。
なにせ一番奥にありしかも階段をたくさん上っていったところにあります。途中の参道にはヒメツルソバのピンクの花がたくさん咲いていました。少し階段を上がったところでは紅葉がありました。さらにあがるとなぜかたくさんの天狗の像が迎えてくれます。
半僧坊の本堂にお参りした後、さらに山をあがると展望台があります。そこから建長寺の山門、仏殿などが見えますし、遠くには鎌倉の海が見えます。
さらに道はハイキングコースとして鎌倉方面につながっていて、覚園寺や瑞泉寺へ行くことができます。